こちら、情報処理整備機構です。

2008/03/25 (火)  カテゴリー/PC

こんばんは、管理人です。

さて。
最近のニュースから。
マイクロソフトがついにソフトウェア企業としては最大の追徴金を課されましたね。日本経○新聞はこれを「欧州連合(EU)は独占禁止法違反行為には強い姿勢で臨む(一部要約)」と解釈しています。
なぜ、マイクロソフトが独占禁止法違反に問われたのでしょうか。その最大の理由は、「技術革新の妨害」です。
いったい何が「技術革新の妨害」なのか、といいますと、Windows 98以降で標準パンドルされるようになった「Windows Media Player」(※以下、WMPと省略)とWindows 95 OSR2以降の標準パンドルとなる「Microsoft Internet Explorer(Windows XP SP2/Server 2003/Vista向けの「Windows Internet Explorer 7」も含む)(※以下、IEと省略)なのです。
パソコンにはだいたいWindows(と大手企業ならMicrosoft Office)が入ってますね。それで、単にCDの音楽を整理したり、インターネットやメールを見るだけ、という使い方をする人にとって、わざわざ「Mozilla Firefox」や「Sleipnir」(以上インターネットブラウザ)、「Mozilla Thunderbird」「Becky!2」「Shriken 2007」(以上メールクライアント)、「GOM Player」「Lame」「午後のこ〜だ」(以上、ミュージックプレイヤーまたはMP3エンコーダ【CD音源をMP3に変換するソフト】)を使いませんよね。そうすると、WMPやIE以外はユーザーがいない→ソフトウェアが売れない→もうけが出ない→企業としては作れない→そこで技術革新が止まる。だから独占禁止法違反で追徴金が課されたわけです。

Microsoft WindowsにIEやWMPをプレパンドルした理由は何でしょうか。
一つは、ユーザーの要望。もう一つは、マイクロソフトがソフトウェアのすべてを掌握したいと思ったから。
IEは数年前までNetScape Communicatorとシェアを争っていました。しかし、マイクロソフトがWindowsとIEの関係を密接なものにしてしまったために、NetScapeは消えていきました(そして数年語、Mozilla Foundationにすべてのテクノロジが受け渡され、現在のMozilla Firefoxの基礎となる)。
しかし、WindowsとIEの関係を密接にしすぎた影響で、今度はセキュリティ関連の問題を抱え込まざるを得なくなりました。元々、IEはActiveXコントロールやOLEなどの脆弱性を抱え込んだままプレパンドルされてしまったためですけど。いわば自業自得。
最新OSのWindows Vistaは実は2003年にリリースされる予定だったのですが、あまりにセキュリティ関連の問題が増えすぎたため、Windows Vistaの開発チームをWindows XP Service Pack2の開発に当たらせる必要が生じてしまい、その後もセキュリティ関連の問題が続発したため、Windows Vistaは実に6年ぶりの大規模(?)アップデートと相成りました。

ところで、IEとWindowsの関係が密接だとさっきから何度も言っていますが、たとえばどんなとこが密接なの、といいますと、
・Windows Explorerで画像サムネイルをみることができるようになった(Windows XP以降)
・HTMLをサムネイル表示可能に(Windows XP以降、Windows XP SP1以前)
・GIFやTIFFに対応(Windows XP以降)
・エクスプローラ上部の「アドレス」欄にウェブアドレスを入力するとそのウィンドウのままそのページを閲覧可能(Windows XP SP2以降では廃止)
実は全部本来はIEの機能です。

あと、Windows標準機能で使い勝手悪いなー、って思うソフトを列挙すると、
・Microsoft Windows Imput Method Editor 2002(MS-IME)
・Outlook Express(Windows VistaではWindows(R)メール)
・Windows セキュリティセンター
・コントロールパネル全般。
・(Windows Vistaじゃ多少改善されたけど)やっぱり役に立たない「ヘルプとサポートセンター」
システムドライブの[WINDOWS]の[system32]の中の[グループポリシーエディタ](Windows XPの場合、Windows XP Professionalのみの機能)の説明の一例を挙げてみますね。
「クラシック表示のコントロールパネルを強制する」
コントロール パネルの視覚スタイルに関する設定です。

『コントロール パネルの新しいスタイルであるタスク ベースの形式を無効にし、クラシック コントロール パネルと呼ばれる Windows 2000 形式のスタイルを使うことができます。簡易コントロール パネルと呼ばれる新しいコントロール パネルは、分かりやすいタスクを提供することでユーザーが作業をすばやく行えるようにしました。コントロール パネルを使うと、ユーザーはコンピュータを構成したり、プログラムを追加または削除したり、設定を変更したりすることができます。

この設定を有効にした場合、コントロール パネルはクラシック スタイルで表示されます。ユーザーは新しい簡易スタイルに切り替えることはできません。

この設定を無効にした場合、コントロール パネルはタスク ベースの形式に設定されます。ユーザーはクラシック コントロール パネル スタイルに切り替えることはできません。

この設定を構成しなかった場合は、既定のタスク ベースのスタイルが使用され、ユーザーはそれを変更することができます。』
何のことやらさっぱり。もっとわかりやすい説明をお願いします。

では。

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