皆様こんばんは、管理人です。
前回のCanvas〜セピア色のモチーフ〜 DVDのレビュー記事に引き続き、此方も予約投稿版となりますので、あらかじめご了承下さい。
◆ヘミングメイトは相変わらず"勘違い"記事をリリースし続ける。
会員が数百人規模のメーリングリストなのですが、誰も間違いを突っ込まないのかな?と思っているのですが、メーリングリストを見る限り、こちらから向こうへの伝達方法が提供されていないのですね。いい加減ふざけていると思います。
◇ここがヘンだよ「ヘミングPC」
1)法的観点から
法的には彼らは特定商取引法でいうところの「通信販売」を行う「事業者」(同法第2条2)に当たるわけで、もちろん事業者の住所・氏名(名称)・電話番号を通知する義務(経産省省令第89号、第8条第1項及び同法第11条1項)があるわけですが、これを一般公開していません。これは同法によると業務停止・業務改善に相当する罰則もあり得る違反行為。
こんなメーカーを信頼できるほど消費者は馬鹿ではないはず…と信じたいが。
2)技術的観点から
まだ実務経験の圧倒的に少ない私のような学生でさえ間違いに気づくようなシンプルなミスが目立つ。技術者としては大丈夫か?と問いただしたい。
残念ながら、彼らの主張するように「初心者向け」「中高年向け」ではない。近くに十分なテクニカルサポートを提供できるだけの技量のある人がいないと無理。
何もMCP資格者が偉いといいたい訳じゃないけど、せめてそういう裏付けが一つぐらいあってもいいだろうとは思う(かく言う私がMCPを取得した理由は「趣味」、「テクニカルサポートを正しく、論理的に提供する為」だったんだが)。
この人はいったい何件実機に触れてきたんだろう、と思う。エロゲをプレイする為にPCを始めた俺が、いつの間にやら実機に触る、そのこと自体が楽しくなって、トラブルの原因追及も楽しくなって(クリティカルワーク時にトラブった時は切れかけたこともあるけど)、結局自分の能力の裏付けと、体系的理解の為にMCPを取得して、実機に相も変わらず触れて、理論と実践を結びつけて、取り敢えず他人の問題も解決できるだけの能力を身につけたんだが、しかし相変わらず自分よりPC歴の長い人が出来ない光景には辟易させられる。
◇では、実際に"虚偽記載"と指摘してみます(これは多分連載されます)
(1) No.3049 「プロダクトIDのシールがない」
…あなたは英語が読めないのか?「Certificate of Authenticity(出所証明書)」にはしっかり「Product Key」と描いてある(参考画像:
MicrosoftのHow to Tell)
プロダクトIDとプロダクトキーは完全に別物であります。
そりゃ探したって見つからないでしょうね。違うものを指定しているんだから。
そもそも、仮にこの件でDSP版Windowsを提供していたとなると、これはライセンス違反となる可能性がある。
システムビルダー(マイクロソフトのいうところの「コンピュータシステムの相手先商標による製造者 (OEM)、アセンブル業者、 再アセンブル業者、ソフトウェアのインストール業者」。詳しくは
https://www.microsoft.com/oem/jpn/authdist/default.mspxを参照)は「マイクロソフトOEMシステムビルダー ライセンス契約」に基づき、COAを貼付しなければならない(同契約6章に「本ソフトウェアのユニットに COA ラベルが含まれており、本ソフトウェアをプレインストールする場合、お客様はカスタマー システムのケースの前面、上面、側面、または背面に当該 COA を貼付します」と記載している)。
しかし、COAを探させているのだから、PCケースに貼付していなかったのではないかと推測する(ライセンス契約通りにしているなら、探させずとも、「○○に貼っているはず。なければどうしようもない」といえばいい)。
これについてはマイクロソフトに問い合わせてみよう。
(2)No.3051
これは該当箇所全文引用(カギ括弧でくくっているところ)
「正しく組み立てたパソコンに、OSを正しい手順でインストールしても、いつも正しくインストールされるとは限りません。たまにですが、インストールをやり直すことがあります。初心者なら失敗する人も多いでしょう。」
………9x時代じゃないんだから…。Windows 2000/XP以降、インストール自体を失敗するというより、インストール後のシステム構成作業でミスすることが多い(注:Windows 98などの9x時代は確かに変なエラーが少なくなかった。それは9x系だから仕方ない)。
それに、初心者でももう失敗する人なんて変な構成をしない限りいないでしょう。特にセットアップの最初から最後までGUI化されたWindows Vista/Server 2008以降は。
(3)No.3052
これも全文引用。
「今回インストールしたOSは「RTM版」なので、プロダクトIDの入力がありません」
……RTMだからじゃないとおもうけど。Windows 7 Enterprise評価版だからだと思うけど。これはWindows 7 Professionalがインストールできてからのお楽しみですね。
…と思ったらやっぱり予測通り。マイクロソフトの「Windows 7を新規インストール(カスタム)する」(
http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/guide/upgrade03.mspx)にプロダクトキーの入力画面が表示されていることからも間違いありません。
実際手元のMicrosoft Open Licenseで確保した手元のWindows 7 Enterpriseではプロダクトキーの入力を要求されず、「システムのプロパティ」から「プロダクトキーの変更」をクリックしてプロダクトキーを入力しましたしね。
(4)No.3059「Acronis Tru Image 2009」
……Acronis True Imageですよね。単なるタイプミスかと思えば、なんと本文も全部これになっています。
しかも、「Windows 7 2009の正規ライセンスを」などと意味不明な記載もあります(正しくは、「Acronis True Image 2009の正規ライセンスを」)。
(5)No.3058
またプロダクトIDとプロダクトキーの誤認が生じているのですが。
ちょっと長いですが、問題の理解の為に全文引用します。
--------引用はじめ--------
「Windows 7」のアップグレード版で 「Windows XP」からアップグレードする場合は新規インストールのみです。この「新規インストール」という意味は「Windows XP」からアプリや設定などを一切引き継ぐことができないということです。
但し、新しいハードディスクに新規インストールすることはできません。「Windows XP」を起動して、新規インストールを行うのです。ですから、新しいハードディスクに新規インストールをする場合は、先ず「Windows XP」をインストールしておかなければなりません。
但し「Windows XP」を新規インストールをしただけで、認証を受けていない状態で「Windows 7」をインストールすることが可能です。 インストールの途中で「Windows XP」のプロダクトIDの入力を要求されることがありません。
ということは、1台目のパソコンの「Windows XP」を、2台目にもインストールして、→「Windows 7」をインストールすることが可能です。 インストールだけなら何台にでもインストールできますね。
--------引用おわり--------
……あなたさぁ、一応システムビルダーなんでしょ?
今正規ライセンスだなんだかんだと騒がしいこのご時世に、はっきりとライセンス違反をさせてどうするよ?
ちなみに、マイクロソフトのWindows XP Professional SP2の「マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項」には、こう書いてある。
--------引用はじめ--------
1.1 インストールおよび使用 お客様は、本ソフトウェアのコピー 1 部をワークステーション、 ターミナル、またはその他のデバイスのような特定の 1 台のコンピュータ (以下「本ワークステーション コンピュータ」といいます) にインストールして使用、アクセス、表示および実行することができます。
--------引用おわり--------
はっきり「特定の一台のコンピュータ」と書いてあるじゃないか。
ライセンス条項には「お客様が本ライセンス条項を遵守することを条件として、お客様には取得された各ライセンスについて以下が許諾されます」と書いてあって、その上で各条項が構成されているわけで、それを全然読んでいないというのは許されないし、問題外。
高等教育課程の家庭科でも教えるような最低限度の契約に関するお話を理解していないじゃないか、ライセンス条項を見たら有無を言わず「同意する」をクリックする。そんな感じだと思います。
私は一応全文に目を通した上で、疑問があればすぐにマイクロソフト カスタマサポート&サービスに投げかけてみて、納得の行くまで回答を貰います。マイクロソフトの言うように、「ライセンス条項に同意」しているのですから、同意する前提条件として不明な点は潰しておかないといけないでしょう。
その後の文章を読んでがっくりきました。違法コピーのWindows XPをインストールしたPCでもアップグレード可能というお話なのですが、これが「法律違反」だと主張するのです。
……「ライセンス違反」の間違い。現行法では著作権法に反する著作物の所有自体は法に罰せられない(製造等はもちろん処罰の対象)。だからマイクロソフトも躍起になって「
Windows Genuine Advantage Notifications」で「You may be a victim of software counterfeiting」(あなたは偽造ソフトウェアの被害に遭った可能性があります)と警告するに止めている。
この人はどうしてこうも何も知らないのか。否、知りたくないのかもしれませんね。
(5)No.1902「不要になったDLLファイルをメモリから削除する」
ここでもはや有名すぎるぐらい有名な"無駄設定" 「AllwaysUnloadDLL」の設定が記載されています。
マイクロソフトサポートオンライン「Problems after you install Winzip version 6.3 or 7.0」(
http://support.microsoft.com/kb/196480/en-us)に次の通り書いてあります。
--------引用はじめ--------
To resolve this issue, use Registry Editor to delete the following registry key:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\
AlwaysUnloadDLL
Important:This registry key is no longer supported in Microsoft Windows 2000 or later.
--------引用おわり--------
Important以下に「This registry key is no longer supported in Microsoft Windows 2000 or later」(このレジストリキーは最早Windows 2000以降ではサポートされていない)と書いてあります。
発行年が2006年。当時はもうWindows 2000/XP全盛。サポートされているOSの方が少ない…。
(6)No.2036「パソコンの傍には英和辞書を」
それは俺が言いたいわ!!
(7)No.2706「グラフィックがオンボードの場合は、最低の「1」から、最高でも「1.5」くらいでしょう。 」
Windows Experience Index(WEI)のポイントのお話ですが、この人は何を見てきたんだろう…と思いますね。
Windows VistaのWindows Aero Glass Desktop Experienceを利用するには、サブスコアが2.0必須なんですが、Intel 945GM Express Chipset Family内蔵グラフィックス(Intel GMA950)でもWindows Aero対応ですから、最低でも2.0はあります(2.0ないとWindows Aero Glassを利用できない)
ちなみに、筆者が調べたところ、Intel 945GM Express Chipset Family(これ自体2006年のノート向けチップ。デスクトップ向けならかなりの型落ち品)でもサブスコア2.6を叩いています。
技術的裏付けも出来ない単なる妄執です。
(8)No.2651「NCQ」
NCQは「Native Command Cueing」(Cue…きっかけを与える)の略なんですが、ここでは「Native Command Queuing」となっています。以下に自分が知識がないかをさらけ出している一例。
(9)No.2040
ここではデバイスドライバの署名確認を無効化する設定を推奨していますが、何の為の設定か分かりません。
Windows 2000/XPは源流がWindows NT Server/Workstationなので、高信頼性が要求されていましたし、Windows 98/Me時代はデバイスドライバが原因の問題も多々発生していました。
こうした問題を回避すべく、マイクロソフトではWHQL(Windows Hardware Quality Labs)という第三者機関と連携し、デバイスドライバの品質向上を目指しているのです。
しかもデジタル署名者が「Microsoft Windows XP Publisher」となるとか書いちゃってくれてますが、その署名者はドライバにより変わりますし、そもそもWindows XP Publisherの表記は2006年時点でほとんどの場合採用されていません。
画像は手元のMicrosoft Windows 7 Enterpriseにインストールされたドライバの一例(Intel Corporation製造のNIC、Intel WiFi Link 5100AGN)ですが、デジタル署名者はごらんの通り「Microsoft Windows Hardware Compatibility Publisher」です。これは手元のWindows XP Professional SP3でも同じですから、何も調べていないことが丸わかりです。

(10)No.3046「デフラグ・フリーソフト」
ここでは「Defraggler」がSSDにも効果があると紹介されていますが、…あ、いや、確かにありますね。
SSDの寿命を縮める効果が。
SSDはフラッシュディスク(半導体メモリ)なので、アクセス数が増えれば増えるほど漏電流を増やし、寿命が縮まります。
SSDの事を知らなさすぎ。
(11)No.2773「パソコンが速くなったと一番体感できるのは、常時起動プログラムを止めることです」
そんなことはない。多数のスタートアップを止めるならいざ知らず、5,6個止めた程度ではどうと言うことはない。意味なし。
(12)No.3015
ちょっと長いので全文引用。
--------引用はじめ--------
マザーボードや光学ドライブなどのパーツにはアプリが付属しています。これらのパーツが故障してしまい、他の機種に換装した場合、付属しているアプリをインストールしようとすると、対象のパーツがないのでインストールできません。
パーツが壊れるのはメーカーの責任です。それなのに付属のアプリも使えないというのは納得できませんね。このような場合も自動起動画面からインストールしようとせずに、上記のようにすればインストールできます。
--------引用はじめ--------
この人は本当にライセンスの話を分かってなさ過ぎ。
「パーツが壊れるのはメーカーの責任」。それは俺があんたに言いたいわ。あなただって自分のミスでCPUクーラーの電源コードをつけ忘れたとき(詳しくは
http://orbit.cocolog-nifty.com/supportdiary/2008/11/post-8aa8.html)、それを恰もユーザー側の責任かのようになすりつけていましたよね?
そして、その後の「付属のアプリも使えないというのは納得できませんね」。とっても当たり前のこと。なぜなら、ハードウェア付属のアプリケーションはハードウェアと一体になっているのだから、それが故障すれば使えないのは自明のはず。そんなことも分かっていないからシステムビルダーライセンス違反を起こすんです。もう少し勉強しろといいたい。
(13)No.2826
又もやライセンス違反教唆。と思ったら実際にご自身ライセンス違反されている。
アップグレード版はアップグレード元の製品と一体になることを前提条件として提供されているのに、アップグレード元の製品のチェックがないことを良いことに新規インストールOKというのは寝ぼけているというか、ライセンス条項も読まない適当なシステムビルダーということがよく分かります。
(14)No.2684
Administratorにパスワードがないという話。これはWindows XP Home Editionの一種の"脆弱性"だが、Windows XP Professionalは原則強制的にセットアップ時にパスワードの入力を求める仕組みになっている。そのあたりの話を説明しておかないと、Windows XP ProfessionalでもAdministratorにパスワードの設定がないと思う人が出来ちゃうだろ。
そうでなくとも、Windows Vista以降ではAdministratorアカウントが既定では無効化されている。やはりWindows XP Home Editionの設定ミスだっただね。
(15)No.2417
「不要なサービスを停止する」旨のお話なのですが、「依存関係があれば全部止めて良し!!」と仰ってます。
もうね、本当にこの人技術者なのかな…?と思います。一応さ、パソコンを自作し、販売し、サポートやってるんだろ?俺よりパソコン歴長いんだろ?それなのにこんないい加減な説明してどうするの?
サービスの要否を判断する基準は、そのサービスがどのような挙動でどうして動いているかを確認し、どうしてそのサービスが必要なのか或いは不要なのかを十全とシステム管理者と一緒になって検討することだろ。
依存関係がないから全部止めて良いというのは最悪の判断。依存関係がなくとも重要なサービスは存在するし、依存関係があっても不要なサービスもある。その判断が出来ていないからこういうことを書いちゃうんだろうな。
ちなみに、一応例を挙げておくと、セキュリティソフトの「Avira AntiVir」のサービスの一つである「Avira AntiVir Guard」、これも依存関係がありませんが、停止してはいけませんし(まぁ、本当は出来ないんだけどな)、「DNS Client」だって依存関係はないが、通常停止しない方が好ましい(DNSリゾルバキャッシュ:Domain Name System Resolver Cacheが利用不可になり、応答が遅くなる)。
ところで、今回見つけた問題点で一番問題なのは、Microsoft System Builder License Agreement(MSSBLA)違反の可能性のある(1)とEnd User License Agreement(EULA)違反示唆の(4)(13)でしょうね。
この人はライセンスのなんたるかを理解していないのではないのでしょうか。
◇追記:
僕個人の感想を述べますと、こういう頑固で、知ったかぶりをする老人は大っ嫌いです。
経験上色々知っていますが、老人にも色々な種類の方がいらっしゃるようです。
僕は地域ボランティアみたいな形で学校が休みの日にPC教室みたいなところに多々呼び出されます。(地域でもMicrosoft Certified Professionalは私だけみたいですし…)
そして、此方の指示を聞かなかったご老人がヘルプを求めてきますが、大体事情がこんがらがっていてやりたくないです。
そしてこの人(ヘミングメイト)は散々人の事を詰りながら、特定商取引法に定められた事業者情報の開示を行っていないのです。真に卑怯なのは、この人物なのです。
ですから私はもう経産省(消費者庁)に調査を依頼することにしました。
こういう事業者に騙される人々を見ていられないからです。誤情報もここまでくると立派な詐欺ですよね。
しかもウェブサイトではトップ画像の為にJava Appletを使うとか、とても正気の沙汰とは思えません。普通にGifかFlashでいいのでは?
では。
ちなみに、今回のBGMは「Magicaride」。すたじお緑茶の「マジカライド」のOP曲ですね。fripSideクオリティ。今回もおいしく頂きました!!…マジカライド買っちゃったけどな。
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